今やすっかり東京のシンボルとなり、東京タワーに負けない圧倒的な存在感を放つ東京スカイツリー。
その外観は見たことがあるという人は多いと思いますが、実際に登ったことがある人は少ないのではないでしょうか?
スカイツリーの顔は昼と夜で全然違うのです!
家族連れや子供たちで賑わう昼、カップルで溢れ、ロマンチックな夜景が見られる夜。私も初めて昼夜と登り、それぞれの時間帯に異なった魅力を発見しました!
今回は、昼・夜と「東京スカイツリー半日ライナー」を体験した筆者が、両者を比較しながらそれぞれの見所をご紹介します!
目次
1. 東京スカイツリー半日ライナーとは?
1-2 ツアースケジュール
1-3 ツアー料金
2. 実際に乗車してみました
2-1 昼の部
2-2 夜の部
3. まとめ
1. 東京スカイツリー半日ライナーとは?
東京スカイツリー半日ライナーとは、午前と午後で一日2便運行している、はとバスツアーです。
はとバスで東京の観光スポットを周りながら、スカイツリーを目指し、スカイツリーでは展望デッキまで登ることが出来ます。
東京の観光スポットを短時間で一度にサクサクとバスで観光出来て、スカイツリーの展望台で絶景も満喫出来るツアーです。
1-1 ツアースケジュール
<昼の部>
東京駅丸の内南口(14:00発)→皇居・国会ドライブ(桜田門=国会=半蔵門=千鳥ヶ淵)→靖国神社(参拝・30分)→東京スカイツリー天望デッキ(地上350mからの展望・70分)→銀座ドライブ(歌舞伎座=銀座)→東京駅丸の内南口(17:40)
<夜の部>
銀座キャピタルホテル新館前 (17:50発)→東京駅丸の内南口 (18:30発)→日本橋(車窓)→浅草雷門(車窓)→東京スカイツリー天望デッキ (地上350mからの展望) 、東京ソラマチ(R) (自由散策/ 天望デッキと合わせ110分)→銀座ドライブ (歌舞伎座=銀座/車窓)→東京駅丸の内南口 (21:40着予定)→銀座キャピタルホテル (21:50着予定)
どちらも約3時間半~4時間程(道路状況によって変わることがあります)の半日のはとバスツアーです。
1-2 ツアー料金
料金は昼、夜どちらも税込4980円。
はとバスで楽々東京観光することが出来、様々なスポットをこの値段で一気に巡ることが出来るのはとてもお得ですね。
2. 実際に乗車してみました!
2-1 東京スカイツリー半日ライナー 昼の部
集合は東京駅丸の内南口のはとバス乗り場。
東京駅を丸の内南口方面に歩いて行くと、「はとバス乗り場」という看板が見えてくるので、それに沿って歩けばすぐに辿り着く事が出来ます。
着いたら、乗り場にある案内板で自分のバスが来る場所を確認。
バスは出発の10分前に到着。
ですが、それより前に着いても大丈夫。
東京駅はとバス乗り場には、空調が整った待合室があります。また、室内には自動販売機があるのでゆっくり飲み物を飲みながらバスの到着を待つことができ、トイレも完備されています。
さあ、いよいよバスに乗り込みます。大きな荷物があればバスの荷物入れに預け、乗車券を乗務員さんに渡し、いざ乗車!
今回乗車するはとバスです。
社内は広々4列。
座席にはスカイツリーのパンフレットがありました。
あっという間に満席になり、いざ出発!
二重橋→皇居→法務省→警視庁→桜田門→国会(この時はイチョウが見ごろでした!)→永田町→最高裁判所→国立劇場→半蔵門→英国大使館→千鳥ヶ淵と、車窓から堪能しました。ガイドさんがその場所についての歴史や豆知識を教えてくれます。
30分程して、1つ目の下車スポット、靖国神社に到着です。
靖国神社の鳥居です。
この時はちょうど紅葉が見ごろで、とても綺麗!
靖国神社では30分の自由散策時間が設けられました。
参拝や、神社内にある記念館等も散策する事が出来ましたよ。
その後再度バスに乗り込み、神田書店街、スポーツ街→御茶ノ水と経由し、ついに東京スカイツリーに到着です。
到着後、スカイツリーガイドさんによるスカイツリーの説明を聞きます。
入場券をもらい、超高速エレベーターで一気に地上350メートルの展望デッキまで登ります。
エレベーターの乗り場です。天井がかわいいですね。
東京スカイツリーのエレベーターの中です。
4基あるエレベーターは、それぞれ春夏秋冬をテーマに異なる装飾が施されています。私が乗ったのは秋の空をイメージしたエレベーターでした。
展望デッキに到着。平日の昼間にも関わらず、とても混雑していました。
クリスマスの季節なので、このような可愛いデコレーションも。
そして、展望デッキからの眺めは最高!
この時はちょうど夕日が綺麗に東京の景色を照らしていました。
東京スカイツリーではたっぷり70分の散策時間があるので、展望デッキで沢山写真を撮ったり、お土産を買ったり、軽食を食べたりと思う存分に楽しむ事が出来ます。
散策時間を満喫した後は、銀座を経由し、東京駅に戻ります。帰る頃にはすっかり暗くなっていて、クリスマスシーズンということもあり、車窓から沢山のイルミネーションを見る事が出来ました。
この時車内では、「こんなに一気に東京観光出来て良かった」「帰りにイルミネーションが見られて良かった」等、みなさん大変満足された様子でした。
この日は金曜日で道が混雑していて、帰りは予定より10分程遅れての到着。
ちょうど夕食の時間ごろに解散なので、皆さん東京駅付近で夕食を済ませ、ホテルに戻られるようでした。
2-2 夜の部
さて、次は東京スカイツリー半日ライナー夜の部をご紹介します。
集合は昼の部と同じく、東京駅丸の内南口のはとバス乗り場。バスは出発の10分前に到着しました。
なんと夜はこんなにキュートなハローキティバスに乗車します!
車内にはキティちゃんの姿も!座席カバーもキティちゃんなど、ハローキティファンにはたまらない車内です。
バス車内を見渡すと、昼はお年寄りの方が多かったのですが、夜は40代位のご夫婦や、女性同士での参加が多く見られた印象でした。
また、座席には昼と同じくスカイツリーのパンフレットがあり、車内にはWi-Fiが完備されていました。
バスは出発時刻の18時半ぴったりに出発。出発すると同時に、ガイドさんから嬉しいプレゼントが!
はとバスツアー限定の、ハローキティクリアファイルを頂きました。嬉しいお土産ですね!
夜のバスツアーでは、途中下車せずにそのままスカイツリーに向かいます。
日本橋→浅草の雷門と車窓から楽しみ、30分程で東京スカイツリーに到着です。
昼と違い、夜のスカイツリーは点灯していて、とても綺麗でした!
時期によって様々なライトアップがされるスカイツリー。
この時はクリスマスシーズンだった為、キャンドルをイメージしたライトアップでした。
昼間と同じように、超高速エレベーターで展望デッキまで登りました。
昼は秋のエレベーターに乗りましたが、夜は春の空をイメージしたエレベーターでした。
展望デッキに到着。クリスマスデコレーションもライトアップされていました!
昼間と比べ人が少なく、静かなので、写真もスイスイ撮れて、なんだかゆったり過ごせました。カップルの方は断然夜に行くことをオススメします!
スカイツリー入口もこの様にクリスマス仕様になっていました。
多くのカップルが記念撮影をしていましたよ。
昼と同様、70分の散策時間を終え、銀座を経由して東京駅に戻ります。
夜も銀座周辺のイルミネーションを楽しむことが出来ました。
夜も道路が混雑していて、到着は予定よりも10分程遅れました。
到着時刻は22時前だったので、みなさんそのまま帰られたようです。
3. まとめ
昼、夜2つのツアーに参加して、気付いた点、それぞれのツアーの特徴やどんな人にオススメかを紹介します。
<昼の部>
一度にたくさんの観光スポットを見られるのは、昼の部です。
靖国神社の参拝に加え、外が明るい分、車窓から様々な場所を見られますし、ガイドさんがそれぞれ丁寧に説明してくれます。
ただし、東京スカイツリーはかなり混雑しています。景色を撮ることが出来る窓際まで行くのに時間がかかりました。
帰路では時期もありイルミネーションが見ることができ、半日で沢山の観光スポットが見られて、そしてバスなので移動がとても楽です。その為、遠方から来て東京観光が初めての方や、お年寄りの方にこの昼のツアーをオススメ。
3時間半程度で一気に東京観光が出来、バスの乗り降りも少ないので、疲れることなく東京を満喫することが出来ます。私が参加した際も9割がお年寄りの方でしたが、皆さん帰りのバスでもまだまだ元気いっぱいでした。
<夜の部>
昼に比べてバスも満席ではなく、空いていました。ただし外が暗いので、バスの車窓からは観光スポットをあまり見られません。
東京スカイツリーは混雑していなくて、東京の素晴らしい夜景を楽しめます。ライトアップされていてとてもロマンチックなので、夜はカップルの方にオススメ。
また、東京の観光スポットはそんなに周らないので、既に東京観光はしたことがある方で、夜のスカイツリーを見てみたい!という方にもオススメです。
夜はハローキティバスでの運行、そして可愛いお土産もあるので、ハローキティ好きの方は更に楽しむことが出来ます。
いかがでしたでしょうか。
昼、夜とそれぞれ違う顔を持つ東京スカイツリーを、東京観光と合わせて楽しめる、東京スカイツリー半日ライナーを皆様もぜひご利用してみて下さい。
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