沖縄県内を運行している「やんばる急行」。
耳にしたことはあるものの、実際どこからどこまで運行しているのか?
実際に予約は必要なのか?など、初めての乗車には気になるところがたくさん。
そんな疑問は、乗る前に解消しておきたいところですよね。
やんばる急行を徹底調査し、モデルコースもご紹介しています!
―目次―
それでは、さっそく沖縄では知る人ぞ知る、【やんばる急行】をご紹介します!
【1】やんばる急行とは?
「沖縄中央観光 やんばる急行バス」
沖縄県国頭郡今帰仁村を拠点とするバス会社で、沖縄県内各地を運行しています。
路線や日にちによりますが、2階建てのバスがとても特徴的。
さらに那覇空港から県内各地を運行しているので旅行者の利用が多い理由のだそうです。
【2】運行中の路線について
2‐1.運行路線はこんな感じ
実際に運行している路線について、ざっくりまとめると3路線あります!
①那覇空港~記念公園前(美ら海水族館)~運天港
②那覇空港~記念公園前(美ら海水族館)
③今帰仁城跡入口~古宇利島物産センター
①と②については同じ乗降車地を通りますが、②のみ記念公園止まり、予約制となっているようです。
※運天港⇒那覇空港【時刻表】
※那覇空港⇒運天港【時刻表】
赤い枠で囲まれた便が予約制となります。
*公式ホームページより抜粋
また、③については今帰仁から古宇利島までのシャトルバスです。
時刻表はこんな感じ。①と②の便に合わせて、スムーズに乗継が出来るようにされているみたいです。
※古宇利島⇒今帰仁跡
※今帰仁跡⇒古宇利島
2-2.料金について
続いて、各路線の料金のご紹介です。
まずは那覇空港~記念公園~運天港の①と②の路線についてです。
★運天港⇒那覇空港【料金表】
★那覇空港⇒運天港【料金表】
こちらは那覇空港発車の場合の料金を表示しています。
那覇空港⇒記念公園前 2,000円となっていますが、路線バスのように、乗車、降車場所の距離が近くなればなるほど運賃は下がります。
(例えば・・ホテルマハイナ⇒記念公園前 160円)
運賃の確認は車内で可能なので、降りる前にご確認を!
次に、③の今帰仁城跡~古宇利島のシャトルバスの料金ですが、こちらは基本的に無料となるようです!
ただ、無料で乗車出来るには条件が2つあります!
①今帰仁村内に住所がある方は住所記載の身分証を提示すれば無料で乗車可能
②やんばる急行バスで発券した乗車証明書をお持ちの方は無料で乗車可能
ご注意ください。
2-3.バスの車内はこんな感じ
続いてバスの車体、車内についてです。
那覇空港~記念公園前(美ら海水族館)までの予約便と、今帰仁城後入口~古宇利島物産センターのシャトルバスについてご紹介します!
まずは、那覇空港~記念公園前までの路線から。
こちらは、日によりますが2階建てバスで運行中のようです。
車体はこんな感じ。
2階建てで、赤と白の車体があるようです。
※運行日や時間帯によっては1階のみのバスや、車体の色が異なるようなのでご注意を!
大阪でよく高速バスに乗る筆者は、2階建てバスを前にして興奮していました。
特にバックミラーがかっこいい・・
つづいて車内です。
シートは1階も2階も、3つ座席が横並びになっていました。
3列独立シートで座席は連なってはいないですが、入口側の2列は割と近くに配置されていました。
※ぴったりとくっついてはいないので、同行者がいれば隣同士で良い距離間とも言えます!
座席には、ドリンクホルダー、ひじかけがついており、リクライニングも出来ます。
160センチの私で足元はちょうどよく、トートバックを足元に置けるほどスペーがありました。
シートは厚みがあり、ふかふかとしています。
入口から奥に進むと、こんか感じで階段があります。
階段の上がっていく途中は、160センチ普通体型の私が通ると
横はちょうどよく、頭上は少しかがみました。
大きな荷物を持って2階は大変かも・・。
あらかじめトランクに預けておきましょう!
2階に上がると、一番前の席の目の前は全面ガラスで迫力満点でした。
実際に運行中に座ってはいないですが、沖縄の様々な景色が一望できて最高だと思います・・。
(日があたってまぶしくても、一度は経験してみたい、2階建てバスの最前列・・!)
続いて、古宇利島のシャトルバスについてです。
こちらのシャトルバスは、ピンクの車体が目印です。
(後ろの古宇利島大橋が素敵ですね~。)
車内はこんな感じ。
ノンステップバスのようです。手すりも多く、誰でも利用しやすいですね。
先ほど記述した予約便とは違い、こちらはよく街で見かける路線バスと同じ車内です。
【3】やんばる急行バスの乗車方法
つづいて、やんばる急行バスの乗車方法についてです。
やんばる急行バスの場合、便によっては予約の有無が異なるため、それぞれ分けて予約手順や、乗車時の支払い方法などご紹介させていただきます。
3-1.予約が必要な場合
予約が必要な便は、那覇空港~記念公園前(美ら海水族館)の路線のみです。
予約方法は3通り。
1.やんばる急行電話予約
1つは電話予約です。やんばる急行公式ホームページに記載ある電話番号に連絡し、口頭での予約となります。
【電話番号】0980-56-5760
【営業時間】9時~17時まで(12時~13時を除く)
【定休日】祝日除く全日
詳しくはこちら。(公式ホームページ)
予約便は、基本的に前日までの受付のようですが空席があれば当日でも予約できるようです。
満席かどうか、一度電話で尋ねてみましょう。
2.やんばる急行ネット予約
2つ目は、やんばる急行のホームページからネット予約が可能です.
予約カレンダーより乗車したい日を選び、情報を入力して予約手続きに進みます。
(詳しくは、下記の公式ホームページをご参照ください)
予約便について
ネットで予約が完了すると、予約時に必要な予約番号、支払い運賃が記載された「予約完了メール」が届くので、そちらを持参して、バス停へ行きます。
3.高速バスドットコムネット予約
3つ目は、ポータルサイト(高速バスドットコム)でのネット予約です。
全国の高速バスを簡単に予約できるサイト、「高速バスドットコム」でも予約に進めます。
いつでもどこでも、自分の好きなタイミングで予約が出来ることや
ポイントの利用が可能になるなど、WEB予約ならではのメリットがあります。
高速バスドットコム
高速バスドットコムで予約の場合、お支払い方法を
①コンビニ
②クレジットカード
の2通りの支払い方法が選べます。
コンビニの場合は、事前に各コンビニ(セブンイレブン以外)でお支払い、クレジットカードの場合は予約時にカード情報を入力し、予約と同時に決済完了となります。
予約が完了すると、こちらも予約番号、予約情報など記載された「予約受付確認書」メールが届くので、当日は忘れないように注意が必要です!
★予約後、乗車時について★
それでは、各媒体で予約が完了したら、実際の乗車時についてです。
やんばる急行バスに直接電話、やんばる急行バスホームページよりネット予約の場合・・
⇒支払い方法は、現地のバス車内にて、現金払いとなります。
予約時に電話で伺った、もしくは予約完了メールに記載のある運賃をバス車内で、降りる際にお支払いとなります。
高速バスドットコムにてWEB予約をした場合・・
⇒事前にクレジットカードがコンビニで支払いが完了しているので、現地で別途支払いは不要!
ただ乗車時に、チケット代わりとなる「予約受付確認書」メールの提示が必要です。
こちらがないと、場合によってはさらに現地徴収があるかも・・
ご注意ください!
3-2.予約が不要な場合
次に、予約がいらない便の乗車方法について紹介です。
予約不要な便は、那覇空港~記念公園前(美ら海水族館)~運天港と、
今帰仁城跡~古宇利島のシャトルバスです。
那覇空港~運天港のバスの場合・・
バス停で予定時刻のバスに乗り込み、車内にて現金でお支払いとなります。
支払いタイプは2通りで、「乗るときに支払う」タイプと、「降りるときに支払う」タイプにわかれており、その時のバスの車体によって支払いのタイミングが異なるみたいです。
高額紙幣は基本的におつりが難しいので、ご注意を!
シャトルバスの場合・・
シャトルバスの場合、
①今帰仁村の方は住民証明が出来るものを提示
②やんばる急行バスを利用した証明書を提示
この2点がある方のみ、利用できるようです。(無料! )
※②の証明書は那覇空港⇔運天港のバスを利用した際、乗務員へ請求すると発券してもらえるようです。
あらかじめ、シャトルバスに乗ることも想定しておいたほうがいいですね。
【4】モデルコースご紹介!
実際にやんばる急行を使ったモデルコースをご紹介します。
こんな人におすすめ・・
★沖縄旅行に行きたい!けど免許がないから移動手段に悩む・・
★運転は疲れるからゆったりとバスで回りたい。
★レンタカーよりバスを使って沖縄を回りたい!
やんばる急行バスの予約専用便を使った
那覇空港~美ら海水族館~国際通りを通るプランです。
※こちらのプランはあくまでモデルコースのため、パッケージとして販売はしておりません!
【5】まとめ
これまでのまとめとして・・
・レンタカーを借りなくても、スムーズに沖縄県内の観光が出来る!
・やんばる急行バスの場合、路線によっては予約の有無があるので要注意。
・やんばる急行バスを使えば、古宇利島まで無料シャトルバスに乗れる!
観光バスのみならず、路線バスとしても地元の方に親しみのある
やんばる急行バスについてご紹介いたしました。
ぜひ旅行の計画を立てる際に参考にしてみてください~。
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