紅葉だけじゃない!秋の嵐山を120%満喫してきた

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嵐山バスツアー
日本の古きよき歴史が垣間見られる古都、京都。

四季折々で様々な景観が楽しめますが、中でも紅葉で名高い嵐山は11月から12月上旬に多くの観光客が訪れます。

風情あるお寺と真っ赤な紅葉の組み合わせは、まるで絵に描いたかのような光景です。

しかし嵐山の魅力はそれに尽きません。
モダンな雰囲気に溢れたトロッコ列車やスリル満点の保津川下りなど、様々な視点から自然の美しさを堪能することができます。

今回はそんな秋の京都を120%楽しむがごとく、京都生まれ京都育ちの筆者が実際にバスツアーを体験してきました。

それでは、スタートです!

目次
1. トロッコ列車と保津川下りツアーとは?
2. 集合場から出発まで
3. メインのトロッコ列車から保津川下り
4. 天龍寺散策から嵐山散策
5. こんな人にもおすすめ!
6. さいごに

1. トロッコ列車と保津川下りツアーとは?

保津川下りとトロッコ列車付きバスツアーとは、モダンなデザインが印象的なトロッコ列車に乗りながら保津川渓谷の景色を堪能できるツアー。

その後は船頭さん率いる小さな船で、保津川約16kmをスリル満点に下っていきます。

当日の行程、料金は以下の通りです。

(ツアー所要時間:約7時間)
9:10 京都駅烏丸口定期観光バス乗り場 出発
     ↓
トロッコ列車(25分)
     ↓
保津川下り(約1時間40分)
     ↓
天龍寺参拝(約40分)
     ↓
嵐山自由散策(約1時間40分)
     ↓
16:00 京都駅 到着・解散

料金:大人9,800円(13歳以上)
   子供5,520円(6歳以上12歳未満)

2. 集合場所~出発まで

集合場所はJR京都駅烏丸口定期観光バス乗り場。
中央口の改札を抜けて、左へ進むと観光バスが並んでいる場所があります。

大きな看板もあったので、見つけやすかったです。

参加券を乗車券に引き換えるのが8時50分。
筆者は8時40分に行ったのですが、バスが出発直前(今回は9時10分)にならないと到着しなかったので、もっとゆっくり行ってもよかったかもと少し後悔。
嵐山バスツアー
出発5分前になると、バスが到着し乗車券の半券と引き換え。
当日の旅程と嵐山・天龍寺散策のパンフレットを受け取って、いざ座席へ!
嵐山バスツアー
2列ずつのシートで床がフローリング調になっており、シートの柄が紅葉のシーズンだからかもみじが描かれていました。

3. メインのトロッコ列車~保津川下り

出発時間までに参加者全員が揃っていたため、予定よりも少し早めに出発!

車内ではガイドさんが旅程を確認してくださったり、始めに体験するトロッコ列車に関する豆知識を教えてくれました。

すごく聞きやすい声で明るい方で、参加者の緊張を和ますような喋り方が印象的。

説明に耳を傾けていると、目的地に到着。
降車しJR嵯峨嵐山駅を通り抜けると、目の前にトロッコの駅が見えました。
嵐山バスツアー
今回はツアーで全部予約されていたので、乗車までの待ち時間はわずか10分。
4号車に乗り込み、指定席にゆったりと座ることができました♪
嵐山バスツアー
出発して10分は外があまり見えませんでしたが、その後は綺麗な景色が目の前に!
嵐山バスツアー
25分間の乗車を終えると、亀岡駅に到着です。

そこから、移動バスで10分ほどかけて保津川下りをする船乗り場へ向かいました。
このバスは京都駅から乗ってきたバスとは違うバスなので、船乗り場に到着した際は荷物は全部持って降りましょう。

船乗り場に到着した後のお手洗いは、マスト!
これから1時間40分ほどかかる川下りの間、一切トイレに行くことができません。

トイレに加えて、おやつを食べておくのもオススメ。
待合場所には売店もあり、軽く食べられるようなものも売っていました。

また川下りのラスト30分になるとモーター付きの小型売船がやってきて、飲み物・お菓子を買うこともできますよ。

待合場所を出て連絡橋を渡り階段を下りると、すぐに船乗り場に到着。
嵐山バスツアー
乗客27人と船頭さん3人の合計30人、船がいっぱいになります。

筆者は運よく景色がよく見えて、最前列の1番左端の席になりました。

11時20分 待ちに待った保津川下りの始まりです。

当日の川の水量はかなり少ないと船頭さんがおっしゃってたので、漕ぎ出しが大変そうでした。
嵐山バスツアー
しかし出発して一つ目の激流を越えると水量も増え、川の流れにのって進んで行きます。
嵐山バスツアー
嵐山へ向かうにつれて紅葉が見え、トロッコ列車とすれ違って乗客に手を振ったり。時々ユニークな形をした岩に出会い、船頭さんが説明してくれました。

船頭さんが棒をついているところ、何だかくぼんでいるように見えませんか?
嵐山バスツアー
実は410年前、亀岡の上流に位置する丹波から京都や大阪に木材や食料を輸送していた時代からあるくぼみ。

今でも川下りをする時に使われているとのこと。歴史を感じますね。

この橋が見えれば、川下りも終盤です。
嵐山バスツアー
小型の売船が横についてくれます。
嵐山バスツアー
筆者は買いませんでしたが、お隣に座っていた3姉妹のおばあちゃんがみたらし団子を1つくださいました。

まもなくすると、下船場へ。
嵐山バスツアー
13時頃、到着。今日の川下りの時間は1時間40分程でした。

川の流れが速い日は50分ほどで、亀岡から嵐山を下るとのこと。
「ゆっくり写真を撮る時間もなく売船も現れず、ひたすら激流から乗客を守るのに必死で小話をする間もないのであまりオススメはしません」と船長さんはおっしゃっていました。

4. 天龍寺散策から嵐山散策(自由時間)

船を下りてからはガイドさんと天龍寺の庭園を散策するグループと、昼食を取るグループに分かれました。

ここからは駐車場にあるバスに集合する15時20分まで、自由時間です。

最初にもらったパンフレットを見て個人で嵐山を散策できそうな人は、先に昼食を取るのがオススメ。

筆者はガイドさんと一緒に先に天龍寺の散策グループに合流し、綺麗な庭園を見てきました。
庭園に入る前、ちょうど良い感じに色づいた紅葉が!
嵐山バスツアー
ここでは、たくさんの外国人観光客の方たちが紅葉をバックにして記念写真を撮っていました。

このあとはお目当ての天龍寺の庭園へ。
嵐山バスツアー
パンフレットに記されている拝観コース通りに進むと北門が出てきます。
嵐山バスツアー
門を出ると、あたりは竹林だらけ。道は左右に分かれており、左へ進みました。

道の分かれ道には、矢印で案内が書かれているので迷うことはありません。

かなり高いところまで竹が伸びているので、日光が直接入ってこず体感温度が寒く感じました。
嵐山バスツアー
そして再び保津川下りの船下り場へ。まっすぐ進むと、渡月橋が見えます。

このあとは昼食を取り、少し休憩してから話題になっているコーヒーショップ「ARABICA」に行ってきました。
「%」のマークで聞いたことのある人もいるかもしれませんね。
嵐山バスツアー
店は座ってコーヒーなどを飲むことができないほど小さいですが、外に列が並び途切れないほどの人気っぷり。

筆者も実際に20分ほど列に並んで、アイスカフェオレを注文しました。
嵐山バスツアー
それを持って、渡月橋をバックに写真をパチリ。こんな感じでSNSにアップすれば、話題の中心になれるかも♪
嵐山バスツアー
写真を撮ることに夢中で、気が付けば集合時刻の15時20分が近付いていました。
駐車場へ向かうと途中の歩道でガイドさんが待っていてくれていたので、迷うことなく到着。

15時20分、京都駅へ向けて帰ります。

朝は満員だったのですが2名だけ嵐山に宿泊ということで、バスには乗りませんでした。
このように朝の出発の際にガイドさんに伝えておくと、帰りの時間を過ぎても嵐山を楽しむことができます!

皆さんお疲れだったのか、寝ている方がちらほら。

帰りのバスでも、ガイドさんは京都の色々な名所を説明してくれました。

到着時刻は16時。
まだ夜ご飯まで時間があるという方は、京都駅の地下街のポルタを散策すしてみてはいかがでしょうか。

もう少し足をのばしてもいいかなという方は、京都駅の南側にあるイオンモール京都へ行ってみるのもいいかもしれませんね。

6. こんな人におすすめ!

若い人からおばあちゃん・おじいちゃんまで、幅広い世代におすすめ。
というのも、移動は全てバスに乗るため体力を温存することができるからです。

自分で車を運転する必要もなく時間を有効活用できるので、効率の良さがポイント。

また新たに先ほどご紹介したコーヒーショップのような観光スポットも増えてきているため、世代関係なく楽しめる場所だと思います!

5. さいごに

いかがでしたか?

参加した日(11月中旬)は嵐山の紅葉のピークになる時期の少し前で人もそこまで多くなく、スムーズな行程で見て回ることができました。

筆者は京都生まれ・京都育ちですが、今までトロッコ列車に乗ったり、保津川下りをしたことはありません。

しかし初心に戻って経験してみると思いのほか楽しく、また来年も参加したいと思う程になりました♪

なので観光で京都に来られている方には、必ず満足して帰っていただけると思いますよ◎

日本の古きよさが感じられる京都、四季折々の風情を感じに一度足を運んでみませんか?

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