見どころの多い京都は、朝早くから観光をスタートしてもなかなかまわりきれるものではありません。歩きまわれば当然疲れますし、車で動いたとしても駐車場探しなど地味に骨が折れますよね。
今回わたしが乗車した京都観光バスツアーは、夕方17:40と遅めのスタート。
日中自由に観光してから、さらに楽々バスで京都を余すことなく楽しめちゃう!
京料理を食べながら舞妓さんに会えて、日本庭園に夜景にと、夜の京都を観光できる内容てんこ盛りの3時間30分のバスツアーをご紹介します。
<バスの行程>
京都駅烏丸口 17:40発
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しょうざん庭園にて懐石風京料理・舞妓の京舞(90分)
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夜景展望≪東山山頂≫(10分)
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京都駅烏丸口 21:10頃着
目次
1. JR京都駅からバス乗り場の行き方
2. 車内の様子
3. しょうざん庭園でのひと時&舞妓さんの京舞
4. 山頂での夜景
5. まとめ
1. JR京都駅からバス乗り場の行き方
まずは、京都駅のバス乗り場へ!
バスに乗る前には、定期観光バスの窓口に行き、乗車引換券をバス指定乗車券に引き換える必要があります。
JR京都駅を降りるとまずはその広さにびっくり。出口がたくさんあって改札を出る前にさっそく苦戦。
駅員さんにバス乗り場の行き方を尋ねると、中央口から出られると教えていただきました。
中央口の改札を出るとまず立派な京都タワーが真正面に見えてきます。
改札を出て左手にはお手洗いあります。乗車前には行っておきましょう。
そしてトイレの上方には巨大クリスマスツリーがどどーーんっ!11月初旬からクリスマスの期間限定だそう。
京都タワーとクリスマスツリーを楽しみつつ、目的のバス乗り場へ急ぎます。
乗車券はバス発車時刻の15分前までに、乗車引換券をバス指定乗車券と交換します。席が決まっているとなんとなく安心ですよね。
もし日中に京都駅に立ち寄ることがあれば、時間に余裕を持って昼間に交換しておいてから、10分前くらいにバスに乗車するのが良いかもしれません。
2. 車内の様子
パンフレットをもらってバスに乗車、指定の座席へ。
さっそく出発進行~
このバスには外国語の音声案内ガイダンスが用意されており、外国語の音声案内はバス前方にあるモニターと連携しているので、日本語が分からない方も同じペースで京都観光を楽しめます。
外国人の方や外国人の友達との参加の場合はバスガイドさんに声をかけてみてください
そして、席につくと定期観光バスのシールが配られます。このシールが夕食と日本庭園入場の券の代わりになります。
ちなみに、車内はとても静かで私語はほとんど聞こえませんでした。
途中乗車のお客様はいらっしゃらなかったので、空席があったら自由に席を移動することもできましたよ。
17:40バスが発車すると車内の電気が消え、京都の夜の街並みがよく見えます。
ガイドさんの説明で京都の街の知識が深まり、バスの車窓からみる京都は、より楽しく見られること間違いなしです。
ちょっと歴史を好きになっちゃうかも・・!
3. しょうざん庭園でのひと時&舞妓さんの京舞
バスは進んで鷹峯(たかがみね)のしょうざん庭園に到着!
先ほどのシールを提示し、いざ会場へレッツゴー
会場に入るとすでに料理がセッティングされており、懐石風京料理がじゃじゃーん!
そしてひと息ついたところで、待ちに待った舞妓さんのお出ましです。
舞妓さんの登場で大きな拍手がまきあがり、お客さんたちが一斉にカメラをかまえます。会場全体舞妓さんにくぎ付けです。
とても可憐で美しく、これぞ京都って感じがしますよね。
舞妓さんが会釈をし、そこから京舞を披露していただいたのですが、本当に最高でした。
バスツアーでまさか舞妓さんの京舞を見られるなんて・・・!
そしてなんと一緒に写真も撮っていただけるんです!こんなふれあい体験しちゃっていいのかなと思うくらい結構なお得感。
ちなみに、筆者も記念に1枚パシャリ。舞妓さん・・お美しいです。
そんなこんなで、舞妓さんとのふれあいタイムは過ぎおいしくご飯もいただきました。
京料理は普段あまり食べる機会が無いのであまり期待してなかったんですが、食べてみると絶品でした!
楽しいひとときも終わり、会場を出ると目の前には染織工芸館。
京都の伝統的な文様を用いたデザインの品物がたくさん置かれています。興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください♪
お土産や旅の思い出にひとつ買っていくのもいいかもしれませんね。
次はしょうざんの日本庭園へ。
バスでもらったシールを提示すると無料で入場出来るので、シールはお忘れなく!
日本庭園に入るとそこはすごく幻想的で、その美しさに圧倒されます。
静かで落ついていて、喧騒から切り離された特別な空間。
稚拙な表現ですがまさに「癒しの空間」!とにかく素晴らしいのです!
ぜひ足を運んで最高の1枚を写真に残してみてください!
筆者が乗車したのが12月1日。紅葉の時期と被っていて葉にまだ色づきが残っていました。
日本庭園といえば緑でしょ!という方には年明けてからのツアー参加をオススメします。
緑一面の空間もまた幻想的で、いつもと違う風景に圧倒されるかもしれませんね。
幻想的な鷹峯しょうざんでのひと時はあっという間に過ぎ、京都バスツアーも終盤にさしかかり最後に向かった先は東山山頂です。
4. 山頂での夜景
東山山頂では、夜景を楽しめ京都一帯を展望することができます。
先ほどの日本庭園とはまた違った美しさがそこにはひろがっており、とてもロマンティックな空間。
京都には高い建物が少なく夜景を見るのに適しているそうです。
つい私もうっとり見とれてしまっていました。
バスを降りての観光は東山で最後でしたが、ガイドさんが豆知識や京都の文化について最後の最後まで説明してくださったり、有名な清水寺が見えたりと、最後まで飽きることなくバスツアーを楽しむことができました。
バスの下車地は、京都東急ホテル・リーガロイヤルホテル京都・京都駅烏丸口、ホテル京阪京都グランデです。
5. 最後に・・
京都は見物する場所も多く、一つひとつの建物やお寺を調べ、たくさん歩いて巡るにはひと苦労!そんな悩みを一気に解決してくれるバスツアー。
そんなバスツアーの中でも、今回は普段では味わえない幻想的な空間を感じたり、舞妓さんとふれあう体験できました。
ぜひみなさんもこのバスツアーに参加してみてください!きっといい体験ができますよ。
詳細
WEBサイト:旅プラスワン
プラン名:舞妓はんとの夕べ、鷹峯しょうざん庭園、夜景展望
料金:¥大人8,060 子供¥6,770
所要時間:3時間30分
主催バス名:定期観光バス
バスツアー期間:12月01日~03月17日
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