昼に運行しているバスは手頃な価格、また短時間で移動ができるため、ちょっとした移動にぴったりです。
今回私は、近頃観光客の多いと噂の、長野県松本市から岐阜県の高山まで高速バスを利用しました♪
【1】高山⇔松本線について
【1-1】予約方法・料金種別
【1-2】時刻表
【2】松本から高山へ!乗車体験記
【2-1】松本にてチケット購入
【2-2】昼食
【2-3】中間地点の平湯温泉到着!
【2-4】高山へ到着
【1】高山⇔松本線について
長野県の松本市と言えば、長野県の中心地ですが、日本最古の天守閣を持つ松本城が有名ですよね。また、上高地や美ヶ原高原などに行くための出発地としても最適な場所に位置しています。
そして岐阜県の高山と言えば、乗鞍岳があり、また少し足を延ばすと世界遺産の白川郷へ行くことも出来ます。
近頃は松本城や白川郷に行くため、訪日外国人のお客様が増えてきているそうですが、高山⇔松本の中間地点、平湯温泉も人気のスポットの一つとなっています。
この路線はアルピコ交通、濃飛バスが共同運行しています。1日6便運行で、朝~夕方発まであるので、お好きな時に乗ることができます。時刻表については、【1-3】に記載しているので、是非ご覧ください。
さて、上記で説明したように、松本・高山・平湯温泉は日本でも有数の観光地ですが、鉄道での移動は時間的にも金銭的にも不便な場所です。
新幹線などを利用すると8000円以上費用が掛かるうえに、時間も3~5時間ほどかかります。
そのため、高速バスで移動するのが、時間や乗車代金から見ても、最適な移動手段なのです。
【1-1】予約方法
急に思い立っても安心♪の予約不要な路線ですが、どのようにバスの乗車券を手に入れればよいのでしょうか?また、割引運賃や小人運賃はあるのでしょうか?
【窓口】
乗車券は下記4つの窓口で販売しています。
・松本バスターミナル 営業時間:6:00~20:00
・新島々バスターミナル 営業時間:6:00~20:00
・平湯バスターミナル 営業時間:7:00~17:00
・高山濃飛バスセンター 営業時間:6:00~19:00
※写真は松本バスターミナル
【料金】
松本~平湯温泉~高山間の運賃は最大でも3,000円台です。電車で移動する場合、安くても5,000円ほどかかるので、バスでの移動がお勧めです。
※松本・高山・平湯以外にも停車しますが、ここでは主要な3か所のみ料金を記載しています。
区間 | 料金 |
松本⇔平湯温泉 | 2,370円 |
松本⇔高山 | 3,190円 |
高山⇔平湯温泉 | 1,570円 |
アルピコ交通のHP参照。
【料金種別】
料金種別は細かく、おとな、ことも、幼児、乳児の4種類です。
おとな1名様につき幼児・乳児1名様は無料で、こども運賃は大人運賃の半額で乗車が可能です。(10円未満の端数は切り上げ)
各種別の年齢については下記をご確認ください。
おとな | 12歳以上(小学生は子供運賃) |
こども | 6歳以上12歳未満 |
幼児 | 1歳以上6歳未満 |
乳児 | 1歳未満 |
【1-2】時刻表
松本発、高山発のそれぞれ1日6便の運行です。
朝から夕方まで出ているので、バスに慌てて乗車するということも少なそうですね!
【時刻表】
松本~平湯温泉~高山
松本 | 平湯温泉 | 高山 | |
1 | 8:35 | 10:00着/10:05発 | 10:55 |
2 | 11:05 | 12:30着/12:35発 | 13:25 |
3 | 12:05 | 13:30着/13:35発 | 14:25 |
4 | 13:05 | 14:30着/14:35発 | 15:25 |
5 | 14:05 | 15:30着/15:35発 | 16:25 |
6 | 17:05 | 18:30着/18:35発 | 19:25 |
高山~平湯温泉~松本
高山 | 平湯温泉 | 高山 | |
1 | 7:50 | 8:40着/8:45発 | 10:10 |
2 | 10:10 | 11:00着/11:05発 | 12:30 |
3 | 12:10 | 13:00着/13:05発 | 14:30 |
4 | 13:50 | 14:40着/14:45発 | 16:10 |
5 | 15:50 | 16:40着/16:45発 | 18:10 |
6 | 16:45 | 17:35着/17:40発 | 19:05 |
【2】松本から高山へ!乗車体験記
【2-1】チケット購入
まず初めに、松本バスターミナルへ向かい希望の便のチケットを購入。ターミナルの中には窓口と、自分で発券できる機械のいずれかから購入できるようです。
今回は窓口で問い合わせをしている方が多かったので、機械から購入しました。使えるのは現金だけかと思っていましたが、そこはハイテク。クレジットカードでも購入することができました。
このバスターミナルは、広さはそれほどありませんが、窓口の奥に4,5名座れるイスとテーブルがありました。バスの出発まで少し時間がある場合は、ここで待っておくのもよいかもしれません。
また、松本駅から徒歩5分の位置にあるので、出発まで時間の多い場合は駅ビルや、その周りのショッピングセンターで時間を潰すこともできます。
【2-2】昼食
チケット購入後、少し時間が空いていたので、遅めのランチを取ることに。
長野と言えば信州そば!駅から5分ほどの距離にあった蕎麦屋さんで一休憩。さすが信州そば。おいしかったです。
さて、出発時刻の15分前になり、乗車場所へ。
小さなスーツケースを一つ持っての乗車でしたが、乗務員さんに預ける旨を伝えると、「人数が少ないから車内持ち込みでも大丈夫」とのこと。人数が少ない昼行便ならではだなと感じました。
乗車し周りを見ると、松本バスターミナルから乗車されたのは4人…5人?ほど。一人2席余裕で使えるほどでした。
松本を出発し、1時間ほどたったころ、ふっと目が覚め周りを見ると、きれいな紅葉が目に入りました。
乗車したのは10月だったので紅葉の景色でしたが、夏は青々とした草木、冬は白川郷につもる雪景色など、四季を通して景色を楽しむことができそうだなと感じました。
カラフルできれい♪
【2-3】中間地点の平湯温泉到着!
山のトンネルをいくつも超えたころ、平湯バスターミナルに到着。
ここで私は驚きました。アジア圏からのお客様の乗車人数の多さに。
先程までガラガラだった車内は、一気に満席となり一気ににぎやかになりました。
後程聞いた話では、近頃平湯温泉に訪れる外国人のお客様が多いとのこと。
訪日外国人の増加を垣間見た瞬間でした。
海外の方にも人気の平湯温泉は奥飛騨温泉郷の一つで、飛騨高山、乗鞍岳、上高地などの有名観光地が、平湯温泉付近に位置していることも人気のある理由の一つのようです。
岐阜県と長野県を結ぶ、約4300mもの長大な安房トンネルの出口に平湯温泉があります。
携帯のカメラでこの美しさ。良いカメラを持って来ればよかったと後悔。
【2-4】到着
その後一時間ほど乗車し、目的地の高山バスターミナルに到着。
高山濃飛バスセンターの中にもチケットセンターがあり、中にはイスもあったので少し時間を潰すことができました。
ちなみに高山バスセンターでは今回私が利用した路線以外にも、新宿、名古屋、関西の主要都市へ向かう便、また白川郷へ向かう便などさまざまなチケットを購入することが可能です。
また、高山や白川郷へ向かうバスや観光地情報の載ったパンフレットがありましたが、白川郷は外国人の方にも人気なのか、日本語と英語の両方が設置されていました。
…
高山での用事を終え、帰るためにバスセンターすぐ横にあるJRを利用したのですが、高山駅はレトロな雰囲気が出ていました。
チケットも係りの方がパンチするタイプ。昔ながらの、どこかやさしい気持ちになりました。
【まとめ】
さて、昼行便に乗った感想ですが、わかりやすく箇条書きにしてみました。
【よかった点】
・利用人数が少ないため、1人2席使えたり、リクライニングを思いっきり倒したりとゆったり過ごすことができる。
・短時間で移動できる距離で運行していることが多いので、価格も安く移動できる。
・観光スポットなどを通る場合は、景色を楽しむことができる。
【よくなかった点】
・観光客の多い時期や乗車する時間によっては混雑することも
着飾ることはありません、飛騨高山そのものがなのです。無類の鮎党なんです。数十年前長良川での初体験、
それが飛騨高山で追体験できる、もう夢ですね(夢と書くのはここにいにしえ暮らした人達の苦難を、そして
それを乗り越え、克服してきた、しかし天は何人にも公平、苦あればまた幸多し)私にとっては飛騨高山の存在
そのものがゆめなのです。