四国へ移動するお最もオーソドックスな手段。それは高速バス。
特に高松行きのバスは大阪や神戸から毎日何便も出ています。
運行会社が多くてどのバスが何時に出ているのかわからない。乗車場所ってどこ?少しでも安く乗れないの?
ここでは基本情報やちょっと役立つ知識を、分かり易くご紹介致します。
■【高松発】の大阪行き高速バス情報が知りたい方はコチラの記事へ
>>高松から大阪へ出ている安いバス・早いバスまるわかり!
≪目次≫
◆便数と基本情報
・繁忙期でなければ予約なしで乗れます
・予約した方が良い時間帯・季節
・運行バス会社
◆お得な料金でバスに乗る方法
・5つの割引料金
・WEB予約でのクレジットカード支払いでさらに2%割引
◆知っておきたい役立ち情報
・ユニバーサルスタジオジャパンからの直行便は1日4便
・3列シートバスで快適な移動
◆便数と基本情報
大阪発高松行きの高速路線バスは、1日50本近くも出ています。(2014年11月1日現在)
大阪から高松まではどのバス会社も概ね205km、3時間半の行程です。
それでは、具体的にどんな時間帯で運行しているか時刻表を見てみましょう。
・繁忙期でなければ予約なしで乗れます
始発は大阪駅をAM6:40に出る「高松エクスプレス大阪号」。
最終は南海なんばをPM9:05に出発する「たかなんフットバス」です。
この間約16時間なので、単純に計算しても20分に1便の割合で運行しています。
(ちなみに夜行バスはありません)
これだけたくさん出ていれば、出発時間で慌てることはありません。空席さえあれば、まず乗れます。
・予約した方が良い便、時間帯・季節
比較的満席になりやすい時間帯は午前中です。
また、南海バスが1日2便出している3列シート車両も人気があるため事前予約がベターです。
季節的にはゴールデンウィークやお盆、年末年始には終日埋まりやすい傾向にあるので注意しましょう。
※「JR大阪駅バスターミナル」と並んで、多くの利用者で賑わう阪急三番街の「阪急高速バスターミナル」
東北から九州まで多くの便が5分間隔で発着しています。
・運行バス会社
大阪発高松行きのバスは6社が共同で運行しており、乗車する時間によって便名は以下のように変わります。
『高松エクスプレス大阪号』(JR四国バス/西日本JRバス)
『さぬきエクスプレス大阪』(四国高速バス)
『さぬきエクスプレス』(阪急バス)
『たかなんフットバス』(南海バス/高松エクスプレス)
※カッコ内は運行バス会社名
便名が変わったからといってもバスの設備や座席のグレードに違いはありません。
運行会社は特に気にすることはないでしょう。
※阪急バスの「さぬきエクスプレス」。鉄道車両と同じ臙脂色のカラーリング。
◆お得な料金でバスに乗る方法
ここでは、より安く乗車できる方法をご紹介します。
・5つの割引料金
事前にインターネットから予約すれば定価より安く購入することができます。
運賃はバス会社によって100円単位の差があります。
では『さぬきエクスプレス』(阪急バス)を例にとって、割引運賃を見てみましょう。
■【阪急バス】大阪駅⇒高松駅 (乗降車地によって運賃は変わります) ※2014年11月1日現在
運賃種別(大人) | 運賃 | 割引額 |
大人片道(定価) | 4,000円 | — |
早割21 | 3,200円 | 800円引 |
早割5 | 3,400円 | 600円引 |
学生割引 | 3,200円 | 800円引 |
往復割引 | 7,200円(片道あたり3,600円) | 800円引(片道あたり400円引) |
回数券(4枚綴り) | 14,400円(1枚あたり3,600円) | 1,600円引(片道あたり400円引) |
この区間を運行するバス会社では「早売21」と「早売5」という2種類の事前予約割引があります。
「早売21」は、乗車の21日前までに、「早売5」は乗車の5日前までに購入いただいた場合に適用となります。
これら事前予約割引は6社全てのバス会社で取り扱っています。
・WEB予約でのクレジットカード支払いでさらに2%割引
各バス会社では「ネット割」という割引も実施しています。
各社WEBサイトで、お客様ご自身によるクレジットカード予約を行うと2%の割引が受けられます。
たかが2%と思われるかもしれませんが、この「ネット割」の素晴らしい所は、他の割引と併用が可能という点です。
例えば、「早割21」と併用すれば合計20%OFF。「学生割引」との併用なら22%OFFと、最大級の割引率となります。
※身体障害者割引だけは併用いただけません。また窓口払いが条件の回数券とも併用できません。
割引運賃については、乗降車地によって価格がかわります。また小人割引や障害者割引といったものもございます。
細かな適用条件などは各バス会社のWEBサイトで事前に確認すようにしてください。
◆知っておきたい役立ち情報
ここでは大阪発高松行きのバスにおける、ちょっとした情報をご紹介いたします。
・ユニバーサルスタジオジャパンから直接乗車!
嬉しいことに「たかなんフットバス」なら、ユニバーサルスタジオジャパンからの直行便も出ています。
USJをPM6:20発とPM7:25発の便です。
これなら大阪梅田や難波に出向く必要はないので、遅い時間までテーマパークを楽しむことができます。
(高松発の逆便も高松駅AM5:30発が出ています)
・3列シートバスで快適な移動
南海難波駅AM8:05発と、同じくAM10:05発のバスなら3列独立シート車両が同じ運賃で運行しています。
ゆったりした座席で、隣の乗客に気兼ねすることなく、くつろぐことができるのでオススメです。
※ゴールデンウィークやお盆期間、年末年始などは多くのお客様が利用されるため、4列シートで運行する場合があります。
※3列独立タイプは南海バスの車両『サザンクロス』にて運行します。
◆バス以外の交通手段
大阪から高松までは、時間の面でも、乗り継ぎの便利さにおいても、高速路線バスが最も適した交通手段であることは間違いありません。
もし、あえてバス以外の交通手段で大阪から高松まで行く手段探したら?考察してみました。
費用と時間とで比較してみましょう。
なお、所要時間は純粋な移動中の時間をさしており、乗継による時間は考慮しておりません。
道程 | 所要時間 | 運賃 | |
鉄道 | 大阪(JR快速)⇒新大阪 (JR新幹線)⇒岡山 (JR快速マリンライナー)⇒高松 | 2時間9分 | 7,100円 |
フェリー | 大阪(JR新快速)⇒三ノ宮(タクシー)※1メーター660円で試算⇒神戸フェリー乗り場(ジャンボフェリー)⇒高松フェリー乗り場 (無料シャトルバス)⇒高松 | 5時間28分 | 3,060円 |
飛行機 | 大阪(空港リムジンバス)⇒伊丹空港(ANA)⇒松山空港(空港リムジンバス)⇒松山(JR特急いしづち)⇒高松 | 4時間15分 | 25,620円 |
タクシー | 大阪(タクシー)⇒高松 ※梅田から高松中央ICまで有料道路を利用高速代6,000円(ETC利用) タクシー代71,650円 | 2時間30分 | 77,650円 |
最後に
今回ご紹介したバスを予約できる便利なサイトを二つご紹介します。
上手に利用して高松への旅を計画してみください。
●高速バスドットコムで予約をする
●発車オーライネットで予約をする
皆様の感想、コメントなどお寄せください